こう見えて(?)首から上はコンプレックスまみれの私です。
なんとか我慢できるものもあれば、そうでない悩みもたくさん…。
今回は、長年悩み続けたコンプレックスの1つである『視力』について改善しようと奮闘した話をしたいと思います!ブルーベリーサプリは一切効かなかった!!!!
視力回復を求めて6,000日
思春期の途中から急激に視力が低下し、家ではメガネ、外出時はコンタクトの生活を送って約20年。
両親も驚くほど家族で自分だけ視力が悪く、「実は血が繋がってないのでは?」と何度も思ったことがあります。
ここ数年裸眼での視力を測ったことはありませんが、朝起きてメガネを探すためにメガネをかけなければならないくらい悪いです!
(この気持ち、きっと同志には伝わるはず…!)
ただ視力が悪いだけなら「メガネで我慢しろよ」「コンタクトあれば手術いらなくない?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、そんな世の中は甘くありません。
人並み以下の目の大きさで厚底のメガネをかけると、さらに目が行方不明になってしまい『カオナシ』と呼ばれる始末。
さらに!生まれながらアレルギー性結膜炎と格闘してきた身として、コンタクト装着は苦痛の連続。(しかもちょっとドライアイ気味)
でもやっぱりレーシックは怖いし不安…
いいや、目を気にせず温泉や海水浴を楽しみたい!
でもお金も高いしレーシックはやはり厳しい…
と躁鬱の無限ループでした。
決意のきっかけ
決意のきっかけは、矯正手術経験者が周りに増えたことに他なりません!
また、昔と比較して安価でレーシック手術をうけられるようになったのも大きいですね。念の為、品川近視クリニックのプランを添付しておきます!
ただし、こちらの料金表は一部の地域では対応していないようなので、事前に確認しておく必要があります!
私は札幌在住なので札幌院を希望してましたが、結構対応できないプランがあるみたいです…汗
話が逸れましたが、レーシック手術が誕生して早30年。多くの患者がいるおかげで色々情報収集することができました。
ネット上では批判的な意見を目にしますが、実際自分の周りで手術を受けた方は今のところ満足度が高い印象です!(とは言っても10人ほどですが。苦笑)
もちろん中には失敗したり、すぐに視力が元に戻ってしまったりと後悔しているという方もいらっしゃいます。
ドライアイになり、目薬なしでは生活できなくなったから止めた方がいいと言われたりもしましたが、そもそもアレルギー性結膜炎のせいで目薬生活ナウだからそれくらいの弊害なら正直ノーダメです。
ちなみにこの知人の話が、自分の知る中で一番の被害者だったので楽観的に「それくらいならいっか!」と思い手術への決意が固まりました!
品川近視クリニック|予約編
腹を決めたなら善は急げ!すぐに申し込みました!
前述の通り私は札幌在住なので品川近視クリニックの札幌院で受けようと決めていました。東京院の方がプランも多いし実績もあると思いましたが、単純に東京まで行くのが面倒なので近場ですませたい次第です。
申し込みフォームから入力後、CSの方から電話がかかってきます。そこで具体的な日程やプランについてお話します。
ちなみにですが、申し込みフォームで希望日時を入力しますが、ほぼ希望通りにならないと考えていた方が良いと思います。
平日でも休日でも対応可能だった私は1週間以内に検査→手術までしたいと考えていましたが、実際には検査まで1ヶ月以上待つことになりました。
すぐに手術を受けたいと思う人も多いでしょうが、まずは検査だけでも早めに予約することをオススメします!
品川近視クリニック|検査編
少しでも安く手術を済ませたい私は、検査から手術までを1日で完結させる『1日レーシックプラン』で申し込みました。
※1日レーシックプランで申し込むと1万円安くなるのです
検査、手術の当日、10時に予約していましたが緊張しすぎて30分以上前にビルの前についてしまい、不審者のごとく近所を徘徊していました。
ようやく時間になり、一番乗りと思ってクリニック内に入るとまさかの人がわんさか…。
10時から営業じゃないんかい!!!
※確認したところ9:30開院みたいです
と軽くツッコミたい気持ちを抑えて受付。問診票をかいてから数分で呼び出しされ検査へ向かいました。
検査の種類はざっくりと以下の内容でした!
角膜形状解析
角膜内皮細胞検査
瞳孔径
他覚的屈折検査
角膜厚測定
細隙灯顕微鏡検査
眼圧測定
自覚的屈折検査
眼底検査
こんなに検査受けるの!?と恐れ慄くかもしれませんが、流れ作業のように次から次へと淡々と進むため、ここまでの検査で約40分ほどだったと記憶してます。
個人的に眼圧検査がえも言われぬ不安でしたが、風を吹きかけられただけでほっこりしました^^
検査終了、レーシック断念
一旦、検査を終え待機室で待つことに。
数分で別室に呼ばれました。そこで医師から衝撃の一言、
レーシックは厳しいっすね
・
・
・
ファッ!?
念願のメガネなし生活を送れると心躍らせながら来院した自分にとって、これほど失望させられる言葉はありませんでした…
詳しく聞くとレーシック手術が厳しい理由が2つあるそうで
【1】強度近視のため手術してもすぐに視力が元に戻る可能性がある
【2】角膜の厚さにバラ付きがあるのでそもそも削りづらい
とのことでした。
【1】の強度近視というのは屈折度数が-6.25D以上の人が該当するそうで、角膜の削る量が増えてしまい手術のリスクが増大するようです。レーシックを検討中の方はご自身の視力が-6Dまでかまずは確認すべきですね!盲点でした…
余談ですが自分は視力を6年近く測っておらず、ずっと-4.25D用のコンタクトレンズを使っていました。医師からよくこの度数のコンタクト使っていたねと言われました…てへ
【2】は、角膜厚検査で以下のような画像を見せられます。中心からバランスよく角膜の厚みがあれば問題ないそうですが、自分の場合はこれにかなり偏りがあったみたいで一部かなり角膜が薄くなっているので削れないようです。南無
【1】【2】のコンボで私の夢は挫かれることになりました。医師からもかなり強い口調で「レーシックはやめた方がいい!!」と言われたので頭が真っ白になりました。
こういったトラブル(?)もあるので、少しでもレーシックに興味がある方はまず検査を受けるようにしましょう!
今後どうする|ICLという名の希望
レーシック無理宣言をされてその後の記憶があまりありませんでしたが、ICL※なら大丈夫だよ!という言葉で我にかえりました。
ICL(アイシーエル:Implantable Collamer Lens)
井上眼科病院
水晶体を残したまま眼内にレンズを挿入する屈折矯正方法です。 レーシックとは異なり、角膜を削る必要がないので、強度近視の方、角膜の薄い方でも矯正が可能です。
自分の視力、角膜の状態でも手術できる!ということで、藁にもすがる思いで話を聞きました。
レーシックよりも手間がかかるのと費用面(レーシックの倍以上する)が難点であるが、視力が回復するならこの際なんでもいい!
手間がかかるというのは、レーシックのように即日手術ができるわけではなく、コンタクトを発注→到着してから手術ができるということ。さらに術後の検診も翌日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年後(以降年に1回)と多い。といった内容です。
だが、現時点でICLしか私の生きる道がないのであれば茨の道であろうと進むしかありません。
オルソケラトロジーはどう?
友人に「オルソケラトロジー※やればいいじゃん!」と言われましたが、もちろん私も候補にいれてました!
オルソケラトロジー
特殊なカーブデザインが施されたハードコンタクトレンズを装用することで角膜形状を変形して矯正し、主に近視などの眼科的屈折異常を治療する角膜矯正療法。
wikipedia
レーシックを断られた際にオルソケラトロジーはどうですかと医師に相談しましたが、
ほぼ意味ないっすね!
「………押忍」
近視が強いからあまり意味ないし、毎日の手間を減らしたいから手術しようとしてるのに、
夜寝る前にコンタクトを装着する手間かかるよ?
と聞かれて吃ってしまいました…。
そこまで視力は悪くなく、昼間裸眼で過ごすことさえできればどんな困難も乗り越えられという方にはぴったりだと思います!
まとめ
ひとまず、レーシックの夢は断たれましたがICLの方向で検討したいと思ってます。
ただ、レーシックにしろICLにしろスポーツに制限がかかるのが辛いところです。特に格闘技は完全にNGだそうで…
総合格闘技が趣味であった私は、「絶対に(格闘技は)ダメですか?」と聞いてみましたが
対人じゃなければ大丈夫!
と回答がかえってきました。
「いや、対人じゃない格闘技ってなに?」と心の中でツッコミましたがここはご愛嬌で。趣味を継続できないのは無念極まりないですが背に腹はかえられません。
とりあえず長々と駄文を続けてしまいましたが、これからレーシックやICLを検討している方の参考に1ミリでもなれば幸いです。
続きを乞うご期待ください!!!
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