ストックフォトを初めて早1年半が経過しました。
あまりだらだらと前置きが長くてもしょうがないので、本題にうつりましょう。
カメラを購入してから自己満で撮影していたけど、どうせなら少しでもお金に変換したいという下心ではじめた写真AC…
実際にどのくらいのペースで投稿して、いくら稼げたのか赤裸々に語りたいと思います何卒!
※10ヶ月までの軌跡は↑に記載しています。実に中途半端な期間ですね…
写真ACとは?
そもそもストックフォトや写真ACというワードが飛び交ってますが、なんだそりゃ?という方のため(ほぼいないと思いますが)一応記載しておきます!ストックフォトに関しては過去記事でご確認くだせえ…
写真ACとは、写真をインターネット上で販売するためのサイトのことですぅ。ACは「アマチュア(Amateur)」「クリエイター(Creator)」の頭文字を組み合わせた言葉ですぅ。プロじゃなくても気軽に自分が撮影した写真を販売できるプラットフォームなのですぅ。
ざっくりと説明しましたが、写真ACに登録すると、自分が撮影した写真をアップロードして販売できます!といっても販売メインで活用している方はごく少数で、主にフリー素材として登録してダウンロード数に応じて報酬を得られます。
ダウンロード数といっても、どのような写真かによって報酬もかわります!下図に公式で発表している内容を共有します。
見ればわかりますが、なかなかにしょっぱい報酬額です笑
人物写真であれば少しは高単価となりますが、モデルリリースという手続き的なものが必要になるので手間がかかります。
AIによって誰でもプロの撮影したような画像を生成できるようになった昨今、写真ACをはじめとしたプラットフォーマーはどう対応していくのか気になる今日この頃です。
写真ACで稼ぐ方法
大した稼げてない自分が言うのもなんですが、ユーザーとしてもクリエイターとしても使用させてもらっているので、これから写真ACを始める方に軽くアドバイスでも…
一応読む前に忠告ですが、このセクションで記載する内容はストックフォト経験者にとって当たり前すぎることなので飛ばして問題ないです!
ただ、これから初めて写真を副業にしたい!手始めにストックフォト、写真ACを始めたいという方に向けて書いてます!何卒
高品質な素材を提供せよ
写真ACに限らずストックフォトなら当たり前ですが、高品質な素材であることを意識しましょう。ブログのサムネイルやデザイン関連の仕事で使用する際、質が高ければ高いだけ利用したくなります。
多少求めていた作品とずれたとしても、しょぼい写真よりも高品質な写真を選ぶのがユーザー心理です。
例えばですが、フクロウの写真を探しているときに上の2枚の素材があったとして、あなたはどちらを選びますか?
用途にもよると思いますが、多くの方は左側の写真を選ぶのではないでしょうか。(価値観がずれてたらすみません笑)
ただ撮っただけの写真ではなかなかダウンロード数は伸びません。今はYouTubeやカメラマンが発信するメディアサイトなどで、プロの撮影極意のような情報はたくさん出回っています。ぜひそちらを参考に、ハイクオリティな写真を提供できるように心がけましょう!
機材にこだわらなくていい
写真のクオリティをあげろ!!と散々言っておきながら機材はこだわらなくて良いってどーゆうことよ!?
と思われる方も多いはずですが、写真ACはスマホ撮影の写真でも提供して問題ありません!最近のスマホは一眼顔負けの画質なので、スマホ用のレンズや編集アプリで加工すれば十分に戦えます。
ユーザー目線で考える
私は、写真ACで稼ぐにはこの項目が一番大切だと思っています。
最近、手軽に始められる副業としてストックフォトが大注目されとにかくライバルが多いんです…
「これフリー素材のレベルちゃうやん!!」
といったような素材もたくさん出てきています。クオリティの担保が最低限できていなければもはや写真ACで稼げないのです…
だからこそユーザー目線で求められる素材を提供するクリエイターが勝つと思ってます!提供用の写真を撮影した後に、どういった場面でこの素材を使われるのか。改めて考えてみましょう。
ブログのアイキャッチで使われる場合なら、タイトルを含めて作成することが多いので余白があった方が良い!プレゼン資料や記事内で使われることを想定するなら、写真に情報量がしっかりと含まれているか?見切れていたりしないか?など確認することをおすすめします。
もし、この時にやっぱり微妙だと思ったならば面倒臭がらず再撮影しましょう。惰性で撮影した写真はユーザーに見向きもされません。
旬な素材を知る(競合リサーチ)
このセクションのラストになりますが、闇雲に自己流で投稿していても効率が悪いです。
写真ACでは、ランキングという直近でダウンロードが伸びている素材を確認することができます。
この中から『ダウンロード数』『アクセス数』などの項目を日別、週別、月別ごとにチェックできるので、今旬な素材は何かを把握することで戦い方も変わってきます。
季節や時期によってダウンロードされる素材は大きく変わります。このリサーチ作業をするのとしないのでは、結果に大きく変わると思っています。
ちなみに私は北海道在住なので、季節に関連する写真素材を提供しようとしても関東と時期がずれるので、季節写真は基本掲載しないです笑
写真ACを始めて1年半の軌跡
ようやく本題に入ります。(お待たせしすぎました)
偉そうに写真ACについて講釈たれてましたが、さっさと結果だせという話ですよね。わかります。
ここでは文章よりも実際の画面を見せた方が早いと思うので、管理画面のスクショを載せます!
まずは、PV数と写真掲載数などなどです!!
続いてお待ちかね(?)のダウンロード数とライセンス販売数!ドン!!!
ついでに海外ダウンロード数もいきます!!
ざっくり計算してみましょう。
内訳 | DL単価(pt) | DL数/販売数 | 金額 |
国内DL数 | 3.25 | 7,321 | 23,793円 |
海外DL数 | 2 | 54 | 108円 |
販売数 | 2,000 | 1 | 2,000円 |
合計 | – | – | 25,901円 |
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜…なんとも微妙な結果ですね笑
写真掲載数のランキングと比較してダウンロード数が伸びているのが救いです。
ちなみに写真の掲載は最初の1年にまとめてしており、その後半年は試験的に写真を掲載せずにどこまで伸びるか様子見てました。(投稿するのが面倒だったわけではない、決して)
ということで、半年間投稿をしないことでどれだけダウンロード数が落ちるか見てみましょう!
半年で1万円も稼げてない事実は置いておいて(白目)、どのような推移になってるか着目してください!
やはり定期的に投稿しないと緩やかにダウンロード数が減少していることがわかります。(おおよそ半年で3割減)
大量に写真を投稿したからその後は何もしなくて良いと思ったら大間違いな写真AC…
定期的に写真を投稿しないといけない仕様になっているのでしょうね(当たり前)
どういったアルゴリズムでダウンロードユーザーに素材が表示されているかわかりませんが、写真の鮮度も重要なファクターであることがおわかりいただけたでしょう。
以上が約1年半の写真ACでの軌跡でした!!
まとめ
400枚近くの写真を投稿しても年に数万円しか稼げないという状況をご理解いただけたかと思います。
そうです。ストックフォトで安定した副業収入を得るのは並大抵の努力では叶いません。しっかりとトレンドを抑え、ユーザー心理を察知し、高品質で鮮度の良い※写真を投稿することが重要となります。
AIで画像生成ができるようになった昨今、ストックフォトの動向はいかなるものか。
果たして真面目に写真を撮影、投稿するユーザーは日の目を見ることができるのか!今後もしっかりチェックしていきたいと思います!そして写真もまた掲載していきます!たぶん
コメント